イーサリアム、イーサリアムクラシック、NANJCOINのようなイーサリアムトークンをサポートしているイーサリアム系ウォレットが「MyEtherWallet」です。今回このMyEtherWalletの登録方法について実際の流れを追って説明して行きたいと思います。
NANJCOINに限らずイーサリアム系コインであれば利用できますのでぜひ参考にしていただければと思います。
ウォレットを利用する意味
NANJCOINは現在数多くの仮想通貨海外取引所に上場していますね。「海外」の取引所というと初心者にはどのような取引所なのか口コミ情報がなかなか入りにくくセキュリティ面など大丈夫なのか不安になります。
また海外取引所の場合、アカウント開設時はメールアドレスとID、パスワードの登録だけで身分証明書の提出などもありませんので余計にセキュリティは大丈夫なのか心配になってしまいます。
どこの取引所もウォレットを使って利用者の財産を守っているわけで、私達個人が行うのと同じように秘密鍵の管理を取引所が代わりに行っているのです。ハードウェアウォレットを使って管理していればまず秘密鍵が盗まれるようなことは起きませんが、もしウェブウォレットのようにネットに常に繋がった状態で管理されているとすれば、ハッキングされる危険性も増します。海外取引所の場合はここがどれだけ厳重に管理されているかがわかりません。
日本の取引所の場合はコインチェックでの巨額仮想通貨流出事件以来、金融庁が厳しく規制するようになって厳重に管理されているものと想像できますが実際のところはわかりません。
ですからやはりここはしっかり自分自身でウォレットを使って仮想通貨を管理するというのが自分の資産を守る一番の近道と言えるんです。
早速MyEtherWalletに登録して自分の仮想通貨を守りましょう!
MyEtherWallet登録方法
公式サイトにアクセス
まずはこちらから公式サイトにアクセスします。
日本語対応していますので
①右上のボックスをクリックして
②日本語を選択
して日本語表示にしておきます。
③パスワードを入力します。
④をクリック
これでウォレットの作成は完了です!次に秘密鍵を取得して保存します。
秘密鍵の取得
Kyestoreファイル(秘密鍵を暗号化したもの)をダウンロードするか秘密鍵を自分で保存するかを選ぶのですが、どちらもやっておいた方が無難だと思います。ただし、Kyestoreファイルの保存先はGoogleドライブなどのオンライン上ではなく必ずオフラインのデバイスに保存しましょう。
⑤クリックしてKyestoreファイルをダウンロードします。
⑥ クリックすると秘密鍵の書かれたページが開きます。
⑦秘密鍵をメモ帳か何かにコピペしてローカルフォルダなどに保存しておきます。
⑧またはこの印刷ボタンを押して紙に印刷しておくことも可能です。文字列とQRコードのどちらも印刷してくれます。
秘密鍵の取得はここまでです。
⑨秘密鍵の保存或いは印刷が終わったらクリックして次はウォレットを開くことになります。
解錠してウォレットを開く
⑩Kyestoreファイルを使って解錠するか秘密鍵をコピペで解錠するかを選びます。今回はKyestoreファイルを使って解錠するのでチェックを入れると
⑪右スペースに新たに文章が現れたら「選択」ボタンを押してKyestoreファイルを保存先から選択します。
⑫最後にパスワードを入力します。③で入力したパスワードです。
そして、そのままページを下がっていくと、
ウォレット情報をまとめてみられるようになっています。
登録から解錠までを見てきました。とにかく秘密鍵の保管だけは注意してやっていきましょう!
おまけ
このウェブウォレットはiPhone、iPadではできません。途中まで進めたところで断られました。
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ウォレットについて解説した記事です。
GINCOはウォレットアプリですが今後取引所の機能も持たせていくそうですよ。
実際のGINCOへの送金手順を書いています。
では!!